2011年09月09日

短編ミステリ

にはまっています。
最近(つかここ5年くらい)は長いのだと100%挫折してしまうのでもっぱら短編です。
面白かったのをメモ代わりにご紹介します。

基本的に図書館で借りて読んでます。
本屋にないものも多いので、ほんと図書館助かる。

赤木かん子・編『安楽椅子の探偵たち』ポプラ社
安楽椅子探偵もの(探偵があちこち行かずに椅子に座ったまま話を聞いただけで解決してしまう形式のミステリ)のアンソロジー。
短いのが4作品入ってます。
もともとその中の「九マイルは遠すぎる」という作品目当てだったのですが、それ以外の作品も面白かったです。
後書きにもいくつか面白そうなタイトルが紹介されていて(アシモフの『黒後家蜘蛛の会』なんて気になるなあ。短編の連作で60話以上あるって…すげえ)、これから読んでいくのが楽しみです。
ただこれ、中高生向けです。字が大きくて、いらんところにまでルビがふってある……
これが結構読みづらい。
図書館で保存庫に入っていてそこから出してもらったので、実際読むまで気づかなかった。
でも全部面白かったので大満足。文庫で大人向けに出してくれないかなこれ。

島田荘司『御手洗潔の挨拶』講談社
御手洗潔はわりと有名な探偵だと思うんですが、どうでしょ。短編集。
これも元々は「疾走する死者」という短編目当てで借りましたが、それ以外も面白かったです。
島田荘司は、無理のない筋立てでトリックが分かりそうで分からない、読んでいて推理しがいのある小説が多いのでつい夢中になってしまう。
『嘘でもいいから殺人事件』(これは長編)もそんなだったし。これも面白かった。(「疾走する死者」はこの作品のキャラクターが語り手になってました)
あと島田作品でぶっ飛んでるのは『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』(これも長編)
ホームズのキャラクターが強烈すぎて肝心のトリックとか本筋をまったく覚えていません。とにかく笑ったのは覚えてる。

スタンリイ・エリン『特別料理』早川書房
同じく短編集。表題の短編「特別料理」目当てで読みました。
他の作品も見たけど、伏線が最後にきれいにまとまるという私が大好きな作品スタイルでした。
ただ「特別料理」は大体の人は想像がつくオチで、そこに至るまでの過程を楽しむ作品なので、個人的にはあんまり…やっぱりオチで楽しませてほしいので。
そういう意味では「アプルビー氏の乱れなき世界」 が好きでした。なんか人を食った文章で笑った。
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2011年06月13日

佐々木克監修『大久保利通』講談社学術文庫

大久保利通の本。身近な人から大久保さんの思い出を聞く、という体裁の本の復刻版。

おもしろかった!
やっぱり逸話おもしろいっすわ。
大久保の事そんなに知らなかったので(人づてには聞いていたけど)、改めて読めてよかったです。

ちみちみ木戸孝允とか伊藤博文の事も出てきます。
久米邦武の文章で、
薩摩人は気性が荒いから、大久保さんでも腹が立つと、見たことはないけどきっと仲間内では蹴ったり取っ組み合いをしたりしただろう、という推量した後で、
「木戸は薩人ではないが、木戸でもやったからね」と書かれていた。
大久保さんの事書いてるのに、なぜか木戸さんが粗相を暴露されている……とんだとばっちり。

大久保は家族に関することとか(子供大好き!)、ニヤニヤするエピソード多いですね。
仕事先にいたら本当に嫌だけど。
そして西郷関連は切ない。

あと伊藤博文は大久保派って事だけど、性格的には絶対木戸派だと思った。
フランクに議論できるところとか。長州人の性格なんだろうか。

時々無性に、幕末明治の人物の本をあさりたくなります。
しかし地元の土地柄(多摩)新撰組の本が大多数という……薩長は…………
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2010年06月16日

『告白』

湊かなえ著のミステリー小説。

映画を観に行った後に、一緒に行った友人から借りました。
で、読みました。

一人ひとり、異なった視点からたんたんたんたんたん…と進んでいきます。
その淡々ぶりに途中で挫折しかけた…しかも映画ですでに観てストーリーを把握してるから余計に。

映画ではあまり描かれていなかった内面がガッツリ描かれているので(原作なので当然なんですが)、映画の印象よりは、人物一人ひとりがいじらしい感じに見えました。特に少年A…
でも面白かったです。あの終わり方も好き。

どうしても映画(というか松たか子)の印象に引っ張られるので、あんまりきちんとした感想が言えないなあ。
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2010年06月15日

『いなかのせんきょ』

いなかのそんちょうせんきょのはなし。藤谷治著。

講談調の文で語り口が小気味良いので一気に読めます。
選挙の話ではあるんだけど、そこここにユーモアが。
面白いです。

あとカバーの絵も好きだ。
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2010年06月08日

『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』

島田荘司のミステリー小説。

ロンドン留学中の夏目漱石と、シャーロック・ホームズが殺人事件を解決する話。

面白かったのは、漱石視点とホームズ視点(実際は本家に習ってワトソン視点ですが)が入れ替わりつつストーリーが進んでいくこと。

あとホームズのキャラがぶっ飛んでて笑えます。面白いです。
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2010年02月16日

『魚妖・置いてけ堀 岡本綺堂巷談集』

最近、面白いことがあっても「あーこれもちょっと時間おいた方がいいな身バレするな」とおもって時間を空けると見事に忘れている。
これがブログ日常ネタ不足の理由です。
そして今回あんまり読んだ本について語ってません。

で、久々に読んだ本『魚妖・置いてけ堀 岡本綺堂巷談集』
岡本綺堂は『半七捕物帖』で有名な人。
この巷談集は、まあ題名のとおりホラーっぽい話を集めています。

江戸時代の事が随所に出てくるのは良いですねえ!
大阪詰とか甲府詰とか知らなかった。つか江戸把握しきれん。
小説ってふつうの歴史の本じゃ分かりづらい(または読み飛ばす)部分を本文に取り入れてくれてるので、そういう意味ではとても参考になります。
語句とか、旗本の家格がどんなものかとか、時代もしぼっているので勉強になります。
江戸時代や戦国時代の本はいっぱい出てても、時代や国によってだいぶ違うものを一緒くたに解説しているのも少なくないので、判別が難しいんですよね。

本の感想は、普通におもしろかったです。
まあ昔のものなので、話の筋は結構簡単なものが多かったです。謎が謎のまま終わってしまったり(そこがまた怪談チック)。
自分が行き詰まった時は、昔の小説にあるような「シンプルな話」という基礎に立ち戻るのも良いかもしれない。
伏線とか感情の動きとか気にせずにシンプルに書いてみる、そっから自分の味を足して自分なりのものを作る、みたいな。
それで面白いのが作れたら良いんだけどなあ。
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2009年11月26日

藤子・F・不二雄全集

毎月25日に家に届くように申し込んでいるのですが、
今月もう来た!そういや25過ぎか!速い!猛スピード過ぎる11月!!

『エスパー魔美』を読むのが楽しみ。
今回の巻末解説は、魔美の声優のよこざわけい子さん。

よこざわさんといえば、私、ドラミちゃんとラピュタのシータの声が一緒だとつい2年ほど前まで気付きませんでした。
あと、野村道子さんがしずかちゃんとワカメちゃん(いずれも1代前の)を演じていたのもつい数年前にやっと気付きました。
他の人だと割とすぐ分かるのに、どうしてこの二人、全然わからなかったんだろう……

それにしても全集を置く場所確保に頭が痛いです。



一回投稿してから気付きました。
本カテゴリにしたのに声優さんについてばっかり語ってる!!
posted by ちば at 01:14| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月03日

ねこタクシー

ダメなタクシー運転手の男が「御子神さん」というデブ猫に出会う。
「御子神さん」をタクシーに猫をのせて営業するうちに自分も変わっていく…というストーリー。

読後感が幸せな感じになります。
カンニング竹山が主演でドラマ化だそうだけど、ちょっと楽しみです。
posted by ちば at 21:27| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月30日

太宰治

太宰治の短編が好きです。
文章もですが、そのテンポが…
考えてみれば、太宰に本格的に興味を持ったのは「星新一が好きだったから」でした。
確かに、読んでみるとテンポが星新一の文章にそっくりです(特にエッセイっぽい話の場合)

以下、好きな作品。
基本笑える系が好きなので、そっち系ばっかです。

『畜犬談』
一番好きです。声出して笑いました。
犬好きの人には、もしかしたら反感買うかも…

『佐渡』
さむらい。

『富嶽百景』
これに出てくる「月見草」は本当の月見草じゃないらしい。

メモをしてなかったので、覚えてるのはこれくらいです。
思い出したら、またメモ代わりに紹介します。
posted by ちば at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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